歯を失ってしまった場合や、現在の義歯に満足していない場合、インプラント治療を行うことができます。インプラント治療を行うことにより、以前のように思いきり笑ったり、話したり、食べたりすることができるようになります。ただ稀に、局所の状態または全身疾患によっては、無理な場合もあります術前の検査、診断により決定いたします。
外科処置を行うあいだは局所麻酔により痛みを防いでいます。 通常、その後は普通の鎮痛剤で十分です。腫れたりすることもあまりありません。
治癒期間中は必要に応じて暫間義歯を装着します。見た目などの心配はありません。
手術費用とインプラントの材料費、インプラントに装着する義歯の費用がかかります。インプラントには保険は適用されません。概ね1本25万円程かかります。
手術後、インプラントがあごの骨となじむまでに約3ヶ月必要です。骨質の問題や、骨移植処置が必要な場合は、長くかかることもあります。
一般的には入院の必要はありません。術後は抗生物質などの服用が必要になります。
インプラントがどれくらいの期間その機能を保つことができるかは、口の中の清掃状態、顎骨の状態、年齢、喫煙者かどうか、また全身の健康状態など個人差があるため一概には言えません。定期検診を必ず受け、口の中の衛生をしっかり管理することがインプラントを長持ちさせるポイントです。
喫煙するとインプラントが顎の骨と結合しにくくなる可能性がありますが、喫煙者はインプラント治療が不可能というわけではありません。インプラントを長持ちさせるためには、少なくとも術直後は禁煙することを強くお勧めします。
自分の歯と同様に歯磨きを行って下さい。インプラント治療を行った歯は虫歯になることはありませんが、歯肉の部分は歯周病になる可能性があるので、普段からきちんとお手入れをして下さい。担当医または歯科衛生士がその方法を具体的に説明します。
いいえ。年齢の問題よりも、顎の骨の状態や、健康状態のほうがもっと重要です。 術前の検査にて判断いたします。
治療後、どのくらい仕事を休まなければなりませんか?
心配いりません。ほとんどの人が次の日に普通に出勤できます。
1~2本程度なら40分くらいで終わります。普通の抜歯程度とお考えください。